日本ではまだあまり知られていない
ウェイボー(中国語表記で微博)とは、140文字以内で発布(Twitterでいうツイート)する、つまり情報を配信するWEBサービスで、いわゆる中国版ツイッターのことです。
中国語「微博」の「微」は「ミニ」・「マイクロ」の意味。中国語では「ブログ」を「博客」と書くので、「微博」の「博」はブログをあらわします。
つまり「微博」は、中国版「ミニブログ」「マイクロブログ」のことを意味します。「微博」は中国語のピンイン表記では「weibo」となるため、日本語ではそのまま発音して「ウェイボー」という呼び方で定着すると思われます。
日本のミニブログと言えばツイッターTwitterですが、中国では「新浪」(シナと読みます)が一人勝ちの様相です。
「新浪微博ウェイボー」は、2009年に中国当局が、本家の「ツイッター(Twitter)」へのアクセスを禁止したのですが、このサービスは2009年8月28日にリリースされたあと、約2年で2億人のユーザー数を突破しました。
中国のインターネット人口が4億5千万人といわれていますから、今では、40%強の人が、ウェイボーのアクティブユーザーと推測されます。
その爆発的ユーザー数の増加の要因はなんでしょうか。
先日の中国新幹線事故の際には、中国当局をも動かした世論を先導する力さえ持っています。また、日本の芸能界もすでに取り組みを始めています。
板野友美さんをはじめとするAKB48の方々、女優、などは、中国マーケットを見据えて、どんどん
「ウェイボー」ユーザーとして増殖中なのです。
ウェイボーは毎日の投稿数が6,000万件以上で、投稿の半分以上は携帯(スマホ)からの投稿と言われています。
利用者の年齢も若年層が中心ですが、10代から40代まで幅広いのが特徴です。